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価格高騰!沖縄の県魚『ぐるくん』が高級魚になる日

2011年10月26日

はいさい晴れ


沖縄の格安中古車販売


ゆいまーるドットコムです!


先週末、辺野古沖までグルクンを釣りに行ってきたのですが、


今日はそのグルクンに因んだトリビアを紹介したいと思います。


沖縄で広く親しまれ、愛されている『グルクン』(本名・タカサゴ)は、


南日本からインド洋にかけて分布する熱帯性の魚で、


沖縄県の魚を代表する『県魚』にも指定されています。


価格高騰!沖縄の県魚『ぐるくん』が高級魚になる日
















このグルクン、珊瑚礁域で生息する魚には珍しく大群をなしており


基本的に年間を通して沖縄全域の海で見られます。


食用魚として愛されており、家庭の食卓や食堂、居酒屋では


定番のメニューとして親しまれています。


そうです、グルクンは沖縄の魚料理界に君臨するツワモノで、


錚々たる顔ぶれが並ぶ沖縄の魚たちの王様、『KING』なのです。


そんなグルクン、大衆魚ゆえに値段も格安・・・と思いきや


実はここ最近のグルクンは高いのだそうです。


長さ15センチ、約100グラム程度の小さめのグルクンであれば


安いときなら相場は100円程度ですが、1,000~2,000円


ほどに跳ね上がってしまうこともしばしばあります。


海にたくさん泳いでいるはずなのに・・・何故??


とある漁業組合員に尋ねてみたところ、以外な答えが返ってきました。


『グルクン?グルクンは誰もとりませんよ。小さい魚だから、一匹


 ずつとっていたら割に合わないし、大群をなしているから本来なら


 網で大量にとるべきものだけど、今では追い込み会網漁をする


 海人(うみんちゅ・漁師のこと)も少なくなってきているしね。


 儲からないから誰もとらないわけですよ。』



特殊な漁法である追い込み漁は、潜り手の不足という深刻な問題


により年々減少しているとのことです。


珊瑚礁の減少により、沖縄近海でのグルクンの数が減り、漁獲高


が減少していることもグルクン漁離れにつながっているようです。


その一方で、沖縄ではひと昔前に比べ居酒屋の数が激増しています。


そのため、人気メニューで外すことのできないグルクンを競り合うよう


になったそうです。


しかし、グルクン漁を専門とする漁師が増える傾向もないので、その


結果、需給のバランスにより値段が上がってしまうそうなのです。


那覇市内のとある沖縄料理屋では、グルクンの唐揚げを通常時は


一匹600~700円で出しているそうなのですが、週末やしけ後の


グルクン減少時には、セリ値が一匹につき2,000円近くまで


上がってしまうこともあるのだとか・・・由々しき問題ですね。


漁師不在による漁獲高の減少と需要の増加・・・


ぐるくんが手の届かない高級魚になってしまうかもしれません。


・・・よし、副業でグルクン漁、始めるかな・・・


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Posted by ゆいまーるドットコム at 13:58│Comments(0)沖縄全般
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