沖縄顔が濃いのにはワケがある！？

はいさい


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うちなーんちゅの皆さん、特にいま沖縄は離れ内地に住んでいる方


・・・よく言われませんか？


『顔濃いね～！！』


『あ！沖縄っぽい！』


あと、話の途中で突然、


『そういえば出身沖縄？』


と聞かれたりとか。


別に今まで出身地の話とかしていなかったですよね・・・(笑)


そうなんです。


うちなーんちゅは総じて顔の造りが濃い


のです。























※画像はあくまでイメージです。


よくいえば


彫の深い顔だち


といえますが、


悪くいえば


暑苦しいシーサー顔！


・・・とも、ちまたではいわれているようです(笑)


つまり、目鼻立ちがハッキリしていて、全体的にハデなんですね。


ゆえに、バランスさえ間違わなければ(笑)ハッとするような美男美女


が誕生しちゃうわけです。


















※画像はあくまでイメージです。


私の知る限りでは、宮古島出身者なんかにはそのような


美男美女が多いような気がしますが、いかがでしょうか？


話を戻します。


今さらですが、こうした沖縄顔のことを、沖縄の方言では


『うちなーじらー』といいます。


こうした方言があるくらいなので、やっぱり顔に強烈な個性がある


ことを、うちなーんちゅ自身もよ～く自覚しているのです。


では、


なにゆえ沖縄人はこのような顔を


持つようになったのでしょうか？


このことは、日本人の起源をさかのぼれば説明がつくようです。


日本人の形質は大きく分けて２つに分類されます。


縄文系と渡来弥生系です。


これまでの研究によると、沖縄人の頭蓋骨は、縄文系の特徴とほぼ


一致するそうです。


そして、縄文人のＤＮＡや歯型を分析すると、


東南アジア人


と結びつくことが研究により明らかにされています。


つまり、


縄文人の子孫である沖縄人は


形質人類学的観点からいうと


東南アジア人と親戚だった


ということになります。


東南アジアはあの『ジャワ原人』に代表されるように


『人類発祥の地』アフリカと並ぶ人類進化の舞台でしたので


彼らの顔立ちは濃いです。


濃いというよりも、『原始』人に近い顔つきをしています。


それに対し弥生系の人たちは、今から2,300年前に北アジアの


バイカル湖周辺、ユーラシア大陸の寒冷地から来た人種である


といわれています。


その後、猛烈に子孫を繁栄させ、日本人の主流になっていった


そうです。


寒冷地ということなので、凍傷を防ぐためにまず顔全体の凹凸を


浅く、顔全体の表面積をできるだけ小さくしなければならなかった。


ですので、どちらかというと平坦な顔つきになりやすかったようです。


つまり、寒冷地に適応するためにこうした顔つきに『進化』


していったというわけなんですね。


これに対し、温暖な気候のもと暮らしている東南アジア系の人々


（ここでは沖縄人も含みます）はそんな進化をする必要がなかった。


つまり、


もともとの古い形の顔つき（原始）の


ままでよかったというわけなんです。


このように、日本人のルーツをさかのぼっていくと全てつじつま


が合うのですね。


まあ、確かに見た目は暑苦しいのですが、顔に凹凸が多い分


これがひさしの役目をしているともいえ、日中は目の下から鼻


にかけて影をつくることができちゃうのです。


そうです。


沖縄人は、実は機能的にはとても涼しい


顔の造りになっているのです！


やっぱり、見た目より実用性重視！・・・ということで！(笑)


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